ファッション・和服全般の口コミ『本当に、高い『お勉強』になりました 』ファッション・和服全般の口コミ

大宮のショッピングセンターの一角にあった呉服店

通路から見えるところに出された浴衣に帯や下駄、バッグなどがついて数千円から売られていたのを見てフラっと立ち寄ってしまったのが始まりでした。
お店の入り口付近で見ていたら年の近い女性店員がやって来て、しばらくお話ししながら浴衣を見ていたら奥から男性の上司さんがやって来てセール品のみを見ていたのに段々店の奥へと連れて行かれ、気が付けば十数万円の浴衣を見せられていました。
「買えないのでいりません」とお断りしていると今度は奥から店長を名乗る年配の男性が出てきて、それでも断り続けていると今度は社長と名乗る男性が。
「若い人が着物に興味を持ってくれているなんて嬉しい！」
「これも似合う！こっちも似合う！」
一人の女性社員と三人の男性に囲まれ次々と反物を着せられ「買う」と言うまで用意された椅子から立つこともできず、結局『数十万のところ特別に十数万円に値下げした』と主張された浴衣のローン購入を契約してしまいました。

契約後も椅子から立つことが許されず、聞けば展示会に来てほしいとか。
【展示会に行く】→【契約をする】→【次回の展示会の参加約束をさせられる】
この方法を数か月繰り返し、わずか数か月で300万円近いローンを組まされてしまいました。
今思い出すとクーリングオフ期間までに次の展示会が必ずあり、クーリングオフをする前に次の契約をさせられていました。それも商法の一つだったのかもしれません。


「分割だから大丈夫」「月々の支払いは少ないから大丈夫」
などの言葉でローンを組ませて契約し、返済がままならなくなり連絡に応じなくなるとしつこかった電話も展示会のお誘いのはがきもやがて来なくなりました。

ある意味では、若いうちにこのようなお店に足を踏み入れたことで何かを購入、契約することに躊躇や不信感を抱けるようになったのは良い経験だったのかもしれません。
ですが、好きだった着物は見るのも嫌になり呉服店には入ることも躊躇うようになったのは本当に悲しいです。

どうかこの書き込みを見た皆様、どれだけ安く魅力的なセール品があったとしても軽率に足を踏み入れず、囲まれても「いらない」と言い張れる強いお心をお持ちになってください。 なっとく！ いまひとつ この記事を違反報告する