城南予備校の予備校に関する口コミ『予備校選び 』城南予備校の口コミ・評判がわかる学び＆おけいこ　口コ

すごく基本的なアドバイスになってしまってスミマセンが、個別指導塾というのは基本的に学校の補習を前提として成り立っています。

まず授業の組み方ですが、補習のための個別塾ですので、標準のテキストというものがほとんどありません。大手予備校の付属の個別指導塾ならばその予備校のテキストを使えるからまだ良いのですが、そうでない個別指導塾の場合にはテキストは講師が一方的に選ぶ。
あるいは生徒の要望に１００％応じるかたちです。
そして、受験までの学習スケジュールも確立していません。学力の高い生徒の場合には学習スケジュールなどは自然に固まっていくのですが、そうでない生徒の場合には授業のたびに課題がコロコロと変わることも多いようです。
これまた補習が前提となっているためです。

そして、次に講師ですが、大学生のアルバイトが基本です。
どうしてそうなるかというと、繰り返しになりますが学校の補習が前提となっているため、講師がいつ辞めてもいいように運営されているからです。
たとえば夏休みシーズンになると急に講師が激減する個別塾がありますね。あるいは新学期とともに講師が激減するとか。
そうなると、また大学生バイトを全く新規に採用します。

もちろん、本当に全員が大学生バイトということとなると、完全に講師が居なくなってしまうという危険がありますから、どこでも社会人の講師をある程度は確保している例が多いようです。

しかし社会人の講師をつけて貰える生徒は大体限られています。それは受験本番までずっと塾で押さえておきたい成績の良い生徒、つまり安定して売上を確保しつつ、受験実績で広告効果をもたせることが出来る生徒なのです。
そうでない生徒の場合は、塾としても短期的に通わせて売り上げや利益を確保出来ればよい（どうせ受験では大した結果は残せないのだから）、だから大学生バイトでよいのだと考えます。
また、社会人の講師というのは一つの個別塾だけを担当していることは殆どありませんから、指導をお願いすることは余計に難しいのです。

以上のことを考えられた上で、個別指導塾を検討されることをすすめます。
ポイントは、自分自身が補習以上の勉強を進められるかどうか、そして社会人の講師か、仮に大学生バイトとしても責任感が強く知識の豊富な講師につけてもらえるのかどうか、そこにかかっていると思います。
もしこの条件を満たせるのであれば、たとえ塾側の売り上げや利益のためであろうとも逆にその条件に乗って勉強をしていけばよいと思います。

値段はどこも似たりよったりだと思います。
以上