塾・学習塾・進学塾の栄光ゼミナールの口コミ『メモリー 』塾・学習塾・進学塾の栄光ゼミナールの口コミ・

数々の校舎を周り、いろいろな先生を見てきたが
こんなかっこいい学生先生もいたということを書いておく。

受験まで、あと数ｹ月をきった頃のことである。
とある校舎に、要領の悪いというかやる気の無い生徒がいた。担当講師は、非常に熱心で、一問一答手作りプリントの束で、できるまで帰さない！式に特訓をしていた。
暗記ができなければ、質問も受け付けないという方針、要領の悪い生徒は、どんどん遅れを取る。
（それが嫌なら、個別を取れということである。）
ある晩、この生徒、定例お残り組で、へとへと。
迎えに来た父と帰る道なり、
後ろから来た学生先生に呼び止められた。
「こんばんは。そこのコンビニまで行くので、ご一緒してもいいですか？歩きながら、話しますけど、一回しか言いませんから
よく聞いてくださいね！」と早口。
「よかったら、これ使ってみてください。」と、プリントらしき束を差し出す。
「１０枚パズル上になってます。うちに帰ったら貼ってください。これ巨大暗記パンのようなポスター教材です。僕は担当ではないのでいろいろいう立場ではないですが・・」
「暗記ぱん？」と生徒が聞き返す。
「そう、ドラえもんの！右脳で考える子は、一問一答きついです。
ぼくも、そうだから。いつもご飯を食べるテーブル脇にこれを貼る。問題やって間違えたら、この巨大ポスターに該当箇所にマーカーを入れる。マーカーを入れたら、間違えの前後左右も見る。
ここに書いてあることだけ覚えれば、合格。書いてないことは、覚えなくてOK。たぶん、やってるうち、ポスターの図柄ごと頭に入ります。では、自転車整理があるので。」と、もと来た道を戻っていった。
その間、約３分・・？

つなげると、恐ろしく精巧な教材でしたね・・
前後左右、知識配置が完璧で、記述にも対応していた。
これは、今でも合格記念として、我が家の壁に貼られたままである。

ここまで来るのに、たくさん先生に応援してもらったので、今、応援できる位置に自分が来れて、嬉しい・・と学生先生の弁。
最難関の一つにまでたどり着いた学生が、栄光にいるんだなぁ。
また、同レベルの従兄弟は、時給の高さでトーマスにバイトに行ったというのには、爆笑（失笑？）でした。
ちなみに、この先生は、もう栄光にいない。

こういう自作教材、データベース化して共有できないものでしょうか？優れた教材開発者に加算給だすとか
・・もったいないなぁ






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