投稿者:早慶外語ゼミへのその他 さん
14/10/30 15:44
昔、通いました。
3年間お世話になりました。
最初の年に英語の授業を受けて、信者になりました。
英文の構造を徹底して理解するところに感動して、この予備校は凄いと思っていました。
結果的に、あらゆる英文を、辞書があれば読めるようにはなりました。なので、“辞書と時間があれば”、この予備校に通っていない同級生よりも、正確に訳せるようになりました。
でも、そんな能力は大学入試には全く役に立ちませんでした。結局全ての大学に落ちました。逆に、大手予備校に通っていた同級生たちは、早稲田や慶応以上の大学になんなく合格しました。
もちろん僕の学習方法の至らなさや、各教科のバランスなどに原因もあるのは間違いないと思います。ただ、この予備校を信じて、英語がとてつもなく得意になる夢を描いて頑張りましたが、頼みの英語すら成績の上では全く飛躍しませんでした。
先生が毎回のように生徒を怒鳴りつけます。なので、自分も怒られないようにと徹底的に予習していきます。びくびくしながら授業に臨みます。SKの理念に基づいた授業をしっかり受けて吸収していればいつか報われると思っていました。(余湖先生や伊藤先生の風格に憧れをいだいていました。)
でも、今思えば、私にとっては莫大な時間の無駄でした。他の同級生と同じように、大手予備校に素直に通っておけばよかったと後悔しています。当時は、他の同級生とは差をつけてやろうと思って、この予備校に通っていましたが、受験においては結局完敗に終わりました。
入塾前、英語がとにかくわからなかったので、英文中の全ての語を、その品詞の働きなどに着目しながら徹底的に理屈を教わるスタイルにとても感動し、有頂天になりましたが、受験に勝ちぬけるだけのテクニックや知識を効率よく吸収して実際の得点が伸びることには必ずしも結びつかないようです。
ただ、僕には合っていなかっただけで、この予備校をうまく活かせる人もきっと沢山いるのだとは思います。
大声で怒鳴られる環境でも、あまりビクビクせずにマイペースで予習をできるような人はおおいに活かせるかもしれません。
反対に、怒られないための無駄な予習に莫大な時間を使ってしまい、本来の目的である上位大学合格のための実力向上につながらない作業をしてしまう僕のような気弱なタイプの方には、向いていない予備校かもしれません。
この予備校で学べば「論理的思考力」を縦横無尽に操れるようになるようなイメージを当時は(おめでたく)抱いていましたが、一流大学にちゃんと受かってからいくらでも磨けばいいですよ。受からないと話にならない、と落ちた後に気付きました。
なっとく!
いまひとつ
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