投稿者:元アルバイト さん
14/01/12 20:01
これは私が東京学力会でアルバイトしていた時の実話です。
ある夫婦が、東京学力会の説明会に訪れました。
しかし子供の姿がなかったため、説明員が夫婦に尋ねました。「失礼ですが、お子様は本日ご来訪できなかったのですか?」
その言葉を聞いた奥様が応えました。「死んだ子供のために説明会を受けたくて・・・」
説明員は「亡くなられた子供さんに!」と絶句していました。
奥様は言葉を続けました。
「私たち夫婦には子供がなかなか授かりませんでした。求め続けて、求め続けて、やっと待望の息子が産まれました。息子はすくすくと育ち、『高校に行ったら東京学力会へ入って、志望校の慶應義塾大学に行きたい』と私たちに話し、卒業生の親戚が絶賛していた東京学力会へ通い、志望校に合格することを夢見ていました。
そして昨年、交通事故で15年の生涯を終えたのです。
それからというもの、私たち夫婦は泣いて過ごしました。
そして子供の一周忌に、高校生になったら通おうと話していた東京学力会の前を通りかかったのです。
そうしたら、入り口のところに「説明会」の文字が書いてあったので思い出に・・・」そう言って夫婦は目を伏せました。
説明員は「そうですか。では、ご説明させていただきます」と応じました。
そして、「ご家族の皆さま、どうぞこちらの方に」と説明用のテーブルに夫婦を移動させました。
そして、「子供さんはこちらに」と、まるで亡くなった子供が生きているかのように椅子を脇に置いたのです。
しばらくして、説明員は東京学力会の説明を始め、夫婦は涙を流しながらその説明に聞き入っていました。
このような行為は東京学力会では規則違反です。
しかし、東京学力会では先輩も同僚も彼の行動を咎めません。
それどころか彼の行為は東京学力会では賞賛されるのです。
この出来事からしばらくたったある日、その夫婦から手紙が届きました。
「説明を聞きながら涙が止まりませんでした。(略)まるで息子が生きているように家族の団欒を味わいました。息子との家族の団欒を東京学力会でさせていただくとは、夢にも思いませんでした。これから、二人で涙を拭いて生きて行きます。(略)私たちは話し合いました。今度はこの子の妹か弟かをつれてきっと東京学力会の説明会に行きます」と。
なっとく!
いまひとつ
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投稿者:ガソリンはとてもまろやかで さん
14/01/22 21:17
あなたがそこにただいるだけで、
その場の空気が明るくなる。
あなたがそこにただいるだけで、
みんなの心がやすらぐ。
そんなあなたに私もなりたい。
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