投稿者:東京学力会へのその他 さん
14/10/02 09:00
大学教員になった今、改めて痛感するのは、生徒が引き込まれるような迫力のある授業を行う講師が多かったということです。私も大学で約150人の学生を前に授業をすることがあるのですが、全員を寝かせないで授業を行うのは大変です(笑)。けれども、東京学力会の授業はそれを実現していて、皆が本当に真剣に受講していました。それは、受験を目前に控えているからという理由だけではなく、講師の語る内容自体が知的な刺激にあふれていたからです。
とくに現代文は、テキストに掲載されている文章が精選されており、しかも授業では、その文章のコンテキスト(文脈、前後関係、背景)が綿々と語られます。多様な現代思想を網羅的に把握している講師の方の教養の深さに圧倒されたのを覚えています。私にとっては、アカデミックな世界に初めて触れたのが東京学力会の授業であり、学問の道を志そうとする契機にもなりました。現代文のテキストは大学入学後も愛読し、現在でも「宝物」として持っており、私の思考のベース、知的基盤になっています。
なっとく!
いまひとつ
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