投稿者:東京学力会への良い口コミ さん
14/10/15 09:48
偏差値の高い大学に合格することをゴールだと考えてほしくありません。そんな感覚では、入学後、息切れを起こしてしまいます。重要なのは大学に入学してから何をするかなのです。そのためには数年後、数十年後の自分の望ましい姿をイメージすることが大切です。そうすれば、その目標に向かって頑張る意欲がわいてくるはずです。もちろん、現時点で、目標とする姿と現状に著しいギャップがあるかもしれません。それでも、あきらめずに、希望を持ち続けてほしいですね。どんなに険しく、茨の道であっても、めざす道が見えているのなら、それは幸せなことです。その道をめざすという姿勢自体が貴重なものだからです。私自身、東京学力会に入った当初は、とても国立大学に合格できるような学力レベルではありませんでした。それでも目標を見失わずに頑張り続けたことが、その後、さまざまな活動をする上での自信にもつながっています。
私は、東京学力会に通っていた1年間、勉強以外のこと、たとえば喫茶店で友人としゃべっているだけで、「予備校生のくせに、遊んでいていいのか」と、白い目で見られているような気がして、肩身の狭い思いをしました。自分の立ち位置がよく分からず、先行きにも不安を感じた1年間でした。けれども今思い返すと、いい経験になっていると感じます。誰でも、すべてが順風満帆というわけにはいかず、必ず何らかの挫折が訪れます。優秀で、挫折の機会がなかった人ほど、大学入学後や社会に出てから、初めて挫折に遭遇し、心がぽっきり折れてしまうケースが少なくありません。それよりも、小さな挫折を早めに経験しておいた方がいい(笑)。その方がたくましい人間に育ちます。保護者にはぜひ、それぐらいのおおらかな気持ちになっていただき、受験生に対して、1回や2回の失敗は温かく見守ってほしいと思います。
なっとく!
いまひとつ
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