投稿者:東京学力会へのお得情報 さん
14/10/24 09:35
さあ、あなた一人でできますか?
STEP1 納得できる志望校を決める
新学期を目前にして、「早く受験勉強を始めなければ…」と思っている人も多いと思う。だが、意気込んで本格的にスタートを切る前に、決めておくべきことがある。それは、受験の最終目標=ゴールである“志望校” だ。
最終目標の志望校を決めて、受験勉強の焦点を明確に!
新学期を目前にして、「早く受験勉強を始めなければ…」と思っている人も多いと思う。だが、意気込んで本格的にスタートを切る前に、決めておくべきことがある。それは、受験の最終目標=ゴールである“志望校” だ。
志望校を決めれば、入試科目と目指す学力レベルが決まり、そこから、「受験までの全学習→今やるべき学習」と“逆算” することができる。つまり、受験勉強の焦点が明確に定まり、ムダのない効率的な学習が可能になるのだ。
1日1日の積み重ねがモノを言う大学受験。その貴重な1日を最大限活かすための前提が、志望校の存在なのだ。目指す方向もあいまいなまま、やみくもに勉強を進めていっても、1年後に満足できる結果をつかめる保証はない。まだ志望校を決めていない人は、受験成功への足がかりとして、その決定を最優先してほしい。
自分が思っている以上の難関大でも合格は狙える!
志望校を決めるとなると、やはり多くの人は入試の“難易度” に目が行くことだろう。だが、今の時期であれば、それほど気にする必要はない。難易度にとらわれすぎず、自分が「本当に行きたい!」と思える大学を志望校にしよう。早めに志望校を決めて受験勉強の焦点を絞り込めば、自分が思っているよりずっと難易度が高い難関大でも合格できる可能性があるのだ。
それに、やはり1年間の長い受験勉強を続けていくには、高いモチベーションが必須。くじけそうな厳しい局面でも、心から入学を願う志望校の存在があれば、自分を大きく持ち崩すことなく、着実に前に進むことができる。
だだし、すぐには志望校が決められないという場合もあるだろう。そんな人は少なくとも、この春休み中に幅広く情報を集め、できる範囲でいいので志望校の候補を絞り込んでおこう。
志望校決定のプロセス
将来の夢、“なりたい自分”をイメージする
これまでの経験も振り返って自分の興味や適性を把握し、理想の将来像をイメージする。
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夢の実現につながる学部・学科を見極める
さまざまな学部・学科系統の内容・特徴を調べて、将来の志望との関連をチェックする。
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その学部・学科がある大学をリストアップする
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それぞれの大学について多角度から比較する
入試条件、教育内容、立地・環境、卒業後の進路、進学費用など慎重に比較・検討する。
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「一番ここに入りたい」と思える大学を選ぶ
納得できる志望校を決めることができれば、受験勉強に取り組む意欲も大きく向上する。
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【難易度が高くても、行きたい気持ちを最優先する!】
あなた一人でできますか?
STEP2 合格最低点&出題傾向を確認
志望校が決まったら、次は合格するための条件を詳しく把握していく。まず確認したいのは“合格最低点” と入試の“ 出題傾向”だ。
受験勉強の到達目標は志望校の合格最低点の突破
志望校が決まったら、次は合格するための条件を詳しく把握していく。まず確認したいのは“合格最低点” だ。入試では、満点を狙う必要はまったくない。志望校の合格最低点こそ、受験勉強で到達・突破すべき数値目標であり、受験勉強戦略のベースとなる。現在、多くの大学では、入試後に合格最低点を公表しているので、各大学のホームページなどで確認してみよう。
合格最低点を調べる際、注意したいのは、最新入試のデータだけでなく、過去のデータまでさかのぼって調べること。合格最低点は各年度の問題の難易差や受験者層の違いによって上下する。したがって、複数年のデータの平均値を算出して、それを合格ラインと考えればよい。なお、合格最低点の目安は、得点率に換算して個別試験が6割前後、センター試験は難関大の場合、8割前後といったところだ。
過去問で出題傾向を調べ、志望校が求める学力を理解
志望校合格への戦略を立てるうえで、合格最低点と並んで重要なのが入試の“ 出題傾向”だ。どんなに学校の成績がよくても、受験では志望校の問題に対応できなければ意味がない。各入試科目について、志望校の出題傾向や特徴をできるだけ詳しく調べ、入試でどのような学力が求められているのか正しく理解しよう。
出題傾向を調べるには、やはり過去問をチェックするのが一番。
過去問を見ても出題傾向が読み取れないという人は、学校の各科目担当の先生に聞いてみるのがオススメ。毎年、受験指導をしている先生の視点は、おおいに頼りになるはずだ。
出題分析のポイント
【何で調べる?】
志望校の過去問
センター試験の過去問
各科目担当の先生など
【何を調べる?】
出題内容・分野
大問・小問の問題構成のほか、頻出分野や得意&苦手分野の出題状況をつかむ。
解答形式・設問形式
マーク(客観)式or記述式を確認するほか、問いの形式の特徴などを押さえる。
問題の難易レベル
各設問の難易をチェック。英語や国語の読解問題は課題文のレベルも把握する。
問題数・ボリューム
問題数が多かったり、長大な読解問題が出る場合、それらへの対応力も問われる。
大問・小問の配点
センター試験などは各大問・小問の配点を公表する。各問題の配点比率を確認しておきたい。
あなた一人でできますか?
STEP3 現状の学力と課題を分析する
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」。これは受験にも通じることわざだ。STEP2で志望校合格の基準と入試の内容を把握したら、次のステップとして自分の現状の学力・課題を分析しよう。
ゴールと現状の比較で受験勉強の全体量が決まる
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」。これは受験にも通じることわざだ。STEP2で志望校合格の基準と入試の内容を把握したら、次のステップとして自分の現状の学力・課題を分析しよう。この2つを正確に把握し、比較することで初めて、これからの受験勉強の全体量・内容を弾き出すことか可能になる。STEP2とSTEP3は1セットだと考え、どちらも手抜かりのないように注意すること。
また、現状分析が不足もしくは間違っていると、受験勉強の最適なスタート地点がわからず、志望校合格への最短ルートを進むことができない。特に苦手な分野は、どこから、何が原因で苦手になったのか、学習した内容をさかのぼって突き止め、そこから再スタートすることが克服のカギとなる。スタートダッシュをかけるためにも、正確かつ詳細な現状分析を心がけよう。
学力・課題をチェックする視点
【志望校の出題範囲を分野ごとにチェック!】
得意分野・苦手分野はどこか?
苦手・弱点分野の原因は何か?
伸びる余地はどの程度あるか?
実力アップにかかる手間は?
志望校の入試とのレベル差は?
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学力・課題分析のアイテム
教科書
高校で学ぶ全分野・項目を網羅した教科書は、学力の到達度をもれなく確認できる。
模試やテスト
受けた模試やテストを見直せば、弱点が浮き彫りになる。模試の診断データも注目。
参考書・問題集
科目の内容を網羅したタイプの参考書や問題集も、教科書同様に学力分析に役立つ。
志望校の過去問
過去問を解けば、志望校との距離を客観視できる。解けなくて当然なので、落ち込まないこと。
教科書などで全出題分野の学力をもれなくチェック
学力・課題の分析は、受験で必要になる全分野について、もれなく行う必要がある。そのためには、以下のアイテムを利用するとよい。
最も重視したいのは、やはり教科書。特に、数学や理科、地歴・公民は、1年次の学習内容から順に教科書の全項目に目を通し、知識の定着度や理解度をチェックしていこう。英語や国語の語彙・文法などは、必要知識を網羅・整理した参考書や問題集・ドリルなどを使うのが効率的だ。これまでに受けた定期テストや模試も見返しておきたいが、その際は正解した問題も再検証し、あやふやな部分をチェックすること。
また、志望校の過去問を解いてみるのもオススメ。この時期、特に個別試験の問題は、ほとんど太刀打ちできず、具体的な課題は見いだしづらいかもしれないが、志望校とのレベル差を実感するだけでも、大きな意味がある。
あなた一人でできますか?
STEP4 目標得点をプランニングする
STEP4からは、いよいよ科目ごとのプランニングをする段階。ここでは、合格最低点を突破するために、どの科目で何点とることを目指すのか、各受験科目の目標得点を設定する。
合格最低点クリアに向けた各科目の目標得点を設定
STEP4からは、いよいよ科目ごとのプランニングをする段階。ここでは、合格最低点を突破するために、どの科目で何点とることを目指すのか、各受験科目の目標得点を設定する。
前にも述べたが、一般に各大学の個別試験の合格最低点は、満点の6割前後。その場合、4割程度は落とせるということになる。これを念頭において、自分の学力特性に合った目標得点プランを考えてほしい。
どの科目もバランスよく高得点を獲得し、ラクラク合格最低点を突破できれば、それにこしたことはないが、実際は足を引っ張る苦手科目があったりして、なかなか難しいのも事実。したがって、得意科目など自分にとって点をとりやすい科目で大きく得点を稼ぎ、苦手科目などの低得点をカバーすることを狙うなど、さまざまな得点パターンを検討してみよう。
出題傾向と学力分析から得点アップの効率性を探る
目標得点を設定することは、受験勉強の時間・量など、各科目に注力する度合いを決めることでもある。だから、その科目が得意か不得意かといった単純な根拠だけで、数合わせをするように各科目の得点を決めても意味がない。志望校の出題傾向と現状の学力・課題分析をもとに、最適な数値を導き出す必要がある。
そこでポイントになるのが、まず各科目について今後期待できる得点の伸び幅と、そのために必要な学習量・時間をシビアに見積もること。そして、労力・時間に対する得点の伸び、つまり“ 効率性”(コストパフォーマンス)を重視して、目標得点をプランニングすることだ。
例えば、苦手とひとことで言っても、単に勉強不足でできない場合もあれば、根本的に相性が悪い場合もある。前者と後者では効率性が変わってくるので、しっかりと見極めたい。
目標得点プランニングのポイント
出題&学力分析に基づき、各科目の得点の伸び幅をシビアに見極める
学習の時間に対する得点の伸び=効率性を考慮してプランニング
苦手科目に期待しすぎず、得意科目での高得点を活かすことを考える
ある程度の余裕をもって合格最低点を突破できる得点プランを立てる
あなた一人でできますか?
STEP5 年間スケジュールを立てる
ここまでのステップで、受験勉強における各科目の数値目標(=入試の目標得点)が決まった。STEP5では、これを学習内容に置き換え、今後1年間に各科目で取り組む受験勉強の内容・スケジュールを明らかする。
英語の受験勉強リストの例
□英単語(単語集を3周)
□文法・構文・語法・イディオム・発音・アクセント(総合演習書を2周)
□英文読解(英文解釈の参考書1冊、長文読解の問題集2冊)
□英作文(難関大向け問題集)
□リスニング演習(センター試験用問題集)
□センター試験の過去問・予想問題(20年分)
□国公立大2次試験の過去問(10年分)
□私立大の過去問(併願校各5年分)
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【そのほか模試受験の予定なども考えておく】
必要な学習内容を書き出し、目標得点に応じて調整
ここまでのステップで、受験勉強における各科目の数値目標(=入試の目標得点)が決まった。STEP5では、これを学習内容に置き換え、今後1年間に各科目で取り組む受験勉強の内容・スケジュールを明らかする。
まずは、科目ごとに現状の学力・課題と志望校の出題傾向の両方を考慮しながら、おおざっぱでよいので受験までに必要な学習内容をノートなどに書き出していこう。そのうえで、前のステップで設定した目標得点に応じて、各科目の比率を考えながら学習量を調整する。学習内容ごとに使用する参考書・問題集などの種類も考えておくと、学習量をイメージしやすい。
こうして各科目の受験勉強の全内容をリストアップできたら、それぞれの学習内容に取り組む期間を決める。そして、全体を見渡して適宜調整を施せば、年間スケジュールの完成だ。
実力養成の3プロセスを押さえてスケジューリング
年間スケジュールを考えるとき、必ず押さえておきたいのが、実力養成の正しいプロセス。受験勉強では、「(1)基礎力養成期→(2)応用力養成期→(3)実戦力養成期」という3プロセスを経て、志望校を攻略できる実力を身につけていくのが鉄則だ。ここで簡単に説明しておこう。
まず、最初の基礎力養成期は、夏休み中までをめどに、入試問題を解くためのベースとなる重要知識や基本解法を身につける。この段階で大きな弱点を解消しておくことが、その後の実力の伸びに大きく影響する。次の応用力養成期は、問題演習を中心とした学習で、知識や解法を問題に応じて自在に使いこなす力を養う。そして、最後の実戦力養成期には、志望校の過去問などで実戦演習を繰り返し、入試で得点をもぎとる力に磨きをかける。この順序と各プロセスの時間配分にも、十分に注意してほしい。
あなた一人でできますか?
STEP6 具体的な学習計画を立てる
全体の骨格となる年間スケジュールが決まったら、いよいよ次は“逆算”の最終段階。受験勉強のスタートに向け、やることをより具体化した当面の学習計画を立てる。
効果的な計画を立てる秘訣
学習内容を曖昧にせず、具体的に決める
例えば、「英文法をこの基本問題集で」などと、計画を立てる前に学習アイテムまで決めること。
計画は時間で立てずに量を明確に設定する
「何時間やる」といった曖昧な予定ではなく、「何ページやる」などと明確な学習量を設定しよう。
時間・量より質を重視して無理のない学習量にする
安易に時間や量を増やしても、消化不良になるだけ。確実に吸収できる学習量を見極め、計画に組み込もう。
計画は1週間単位で立案。週1日は復習&調整日に
1週間単位で立案・実行すれば、1日を柔軟に使える。週末の1日は、1週間の総復習か遅れを挽回する日に。
受験勉強に着手するために今やるべきことを具体化
全体の骨格となる年間スケジュールが決まったら、いよいよ次は“逆算”の最終段階。受験勉強のスタートに向け、やることをより具体化した当面の学習計画を立てる。
まずは年間スケジュールをもとに、当面の学習内容について使用するアイテム(参考書・問題集など)を決定しよう。そして、1か月単位→1週間単位と学習量を割り振っていく。あとは1週間の学習量に無理がないか検討し、適宜調整を施せば、当面の計画はひとまず完成だ。
計画の最小単位を1週間としたのは、1日ごとに細かく計画しても、急な用事ができたり、どうしても気分が乗らない日もあったりして、なかなか予定通りにはいかないからだ。厳密すぎる計画、無理のある計画は、実行が伴わない。多少の遅れはすぐに取り戻せるような、ほどよく余裕のある計画を立てるようにしよう。
完璧な計画は求めずに修正することを前提にする
最後に、計画を確実に実行し、目標を達成する秘訣を述べておこう。まず大切なのが、計画がどのくらい進んでいるか、狙い通りの学力は身についているか、進行状況や学習の成果を常に確認することだ。また、勉強に使える時間を積極的に創出し、体力や意欲・集中力を適切に管理しながら質の高い学習をすることもポイント。そして、無理ある計画、学習効果の低い計画は、早めに見切って適切に修正することだ。
実は、これが非常に重要。当面の計画にせよ年間スケジュールにせよ、やってみて初めて問題点が見つかる場合も多いのだ。特に入試に向けた学力的な課題や弱点は、学習を積み重ねるうちに絞り込まれて、より明確になってくるもの。だから、まずは現時点でベストの計画を立ててスタートを切り、走りながら方向を調整して、志望校合格へとアプローチしてほしい。
計画実行&目標達成の秘訣
進行・成果を常に意識し、必要に応じて計画を修正
学習の成果は、模試などで定期的にチェックすること。
通学時などスキマ時間も学習に有効活用する
暗記モノの学習などは、スキマ時間の活用も考えよう。こうした工夫ができるかで、学力に大きな差がつく。
ほどよく休憩を挟んで集中力をキープする
長時間勉強すると、集中力が落ちて学習効率も下がる。60〜90分ごとに休憩し、集中力を保って学習しよう。
できた自分へのご褒美で学習意欲をアップさせる
計画の実行には、学習意欲の向上・維持もカギとなる。ストイックに考えすぎず、アメとムチを使い分けよう。
あなた一人でできますか?
私はできなかった。
それが、東京学力会に入った理由。
なっとく!
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