投稿者:東京学力会への良い口コミ さん
14/11/26 14:56
私は高校を中退し、自宅で何もしていない時期を過ごした経験があります。その時期に、両親は口出しせずに、私を信じて待っていてくれました。それがとてもありがたいことでした。それまでの私は両親の言うことをよく聞く、いわゆる「いい子」でした。そうした自己抑制型の子どもは、自己への報酬よりも、他人のために何かをやろうとする傾向があります。人の顔を見て、自分の行動を決める面があり、逆に言うと、自分自身で何をやりたいのか見つけられないことが多いのです。その分、ストレスもたまりがちで、私の場合、アトピーの原因にもなったと思います。そういったタイプの子どもに対しては、一方的に指示したりせずに、子どもを信じて、そっと見守っていてあげることも大切だと思います。
一方で、迷っている本人に対しては、「しなければならないこと」ではなく、「自分が楽しいと思うことは何か」という視点で考えてほしいと思います。それが将来の仕事を選ぶきっかけにもなります。もちろん、楽しければ何でもいいわけではなく、たとえば麻薬などはよくない好例です。できれば、自分は何をすれば誰かの役に立つことができるだろうかといった視点が加わることが理想ですね。
もう1つ、私が実体験を通して言えることは、努力に対して早急に結果を期待しすぎてはいけないということです。目標を持つことは大切ですが、多くの場合、目標そのものは勉強の内容それ自体とは無関係であり、目標を意識しすぎることは、むしろ雑音になってしまうと思います。さらには、ストレスの原因にもなるでしょう。他人のためではなく、自分自身が素直にやりたいと思える目標を明確にできたら、いったん目標を忘れてしまえるくらい目の前の課題に集中してください。ふと気がつくと結果が出ていると思います。
なっとく!
いまひとつ
この記事を違反報告する
口コミ掲示板の便利な機能を利用するには会員登録が必要です。
>> [無料] 会員登録
>> ログインする