東京学力会(予備校)

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[00091351] 偏差値があてにならない理由

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投稿者:東京学力会への さん

14/12/06 23:12

母集団が違う
偏差値はその母集団内の対象者の位置を示すもの。同じ偏差値60 でも、普通の模試と東京大模試では意味がまったく違う。

試験科目や配点が違う
実際の入試と試験科目や配点が大きく違う場合、偏差値を出しても大学ごとに対応した数値にはならないのであまり意味はない。

出題形式が違う
たとえばマーク式と記述式では解法もペースも違う。出題形式や問題数・難易度などが違うと偏差値は正確なものにはならない。

出題範囲・傾向が違う
国語の古文・漢文、英語のリスニングなど、大学ごと出題範囲も出題傾向も違う。偏差値が低くてもこれらに対応できれば断然有利。

実力が発揮されたとは限らない
体調不良や緊張などで実力が発揮できなかったのかもしれない。これらは場慣れしたり、試験時間術を学べば克服できる。

実力の伸びが考慮されていない
「現役生のC判定はA判定相当」といわれるように、偏差値は今後の伸びを考慮していない。学力が伸びる工夫をすればよいのだ。



偏差値を見る際に意識すべきこと
あるテストで偏差値70 をとったとする。これってすごいことなのだろうか? もしそれが算数の九九のテスト結果で満点でなかったのなら、偏差値70 でも非常に残念な結果だ。もしそれが東京大合格者が受けた試験の偏差値なら、偏差値50 でも東京大平均なのだから相当な数値だということになる。偏差値を見る際には母集団の性格を意識することが大切だ。
 だから、受験者が違う模試の偏差値を比較してもあまり意味はないし、模試ごとに大学の偏差値が違うのも当然のことなのだ。
 偏差値とは、その試験で対象者が集団の平均からどれだけ隔たっているのかを示すもの。実際の入試と母集団も試験内容も違う模試での偏差値は目安程度にしかならないので注意が必要だ。 なっとく! いまひとつ この記事を違反報告する

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