投稿者:東京学力会へのお得情報 さん
14/12/10 05:41
2014年は、第3問Bと第4問Aの出題形式に変化が見られた。これらの問題に共通して求められる力は、「読む力」だと考えられる。読む力とは、「その文章が伝えようとしているメッセージを受け取る力」のことである。
たとえば、2014年の第4問Aでは、最終段落に続くトピックを選ばせる出題が見られた。最終段落の第1文から、この段落から受け取るべきメッセージは、「(A)moversたちが故郷の州から離れる理由」と「(B)stayersたちが故郷の州にとどまる理由」の2つだとわかる。これを頭に入れたうえで読んでいくと、第2文以降は(A)の理由が列挙されているのみで、(B)の理由が挙げられていないことに気づくはずだ。よって、この文章の後には、(B)の理由が続くと考えられる。
このように、日常の長文演習の際にも、その文章が何を伝えようとしているのかを読み取ることを意識して解答するトレーニングをすることで、センター試験の長文全般で高得点がねらえるようになるだろう。
センター対策に取り入れたい、効果的かつ実戦的な対策が“音読学習”だ。音読を通じて、制限時間内に全問に目を通す速読力、発音・アクセント問題に対応する音感力、さらにはリスニング力の向上が期待できる。音読の題材は、解き終わり、内容が十分に理解できている長文を選ぶ。できれば参考書の付属CDなどを用いて実際に音を聴き、日本語訳がなくても内容が十分にわかるまで、くり返しまねて音読をするとよい。
この学習で「英語を英語のまま理解する力」がつき、それが速く正確な読解力につながり、発音・アクセント問題やリスニング問題の得点にも影響するのだ。
なっとく!
いまひとつ
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