大学入試の東進ハイスクール(予備校)

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大学入試の東進ハイスクール

 投稿者:大学入試の東進ハイスクールへのレビュー さん

13/03/26 03:39

55 人中、33人の方が、「なっとく」のレビューです。

  2:総合評価

東進(ハイスクールの方)に通っていましたが第一志望に落ち浪人して河合に行くことになりました
1年半ほど通った経験から思ったことを書きます

・映像授業自体について:授業自体は非常に分かりやすい。ただあまり体系的でなかったような気がする。眠くなったら止めて少し目を瞑ったり、などは出来るがそんな心構えでは伸びないと思う。自分の都合に合わせて受講できるシステムは自分もかなり忙しい部活だったので非常に有用だった。これは他予備校には真似できない東進の強み。

・テキストや授業内容について:化学は解説→基本トレーニング→演習という流れになっていてこれは結構良かった。橋爪先生だったが、板書は綺麗で解説も分かりやすかった。生物は解説はまあまあだが演習問題が少ないのと解説が答えのみで不親切だった。田部先生の授業だったが、この人は生物に関して面白い話をしたり、ある分野の解説が分かりやすかったりするのに、授業時間の多くを説教、それも毎回同じこと(お前ら生物選択者は大体生物が出来ないんだ、生物は俺が教えてやるが数学が出来ないと落ちるぞ、という内容)を繰り返して鬱陶しかった。時間無駄にしすぎ、ていうか自己満足に見える。数学は講座によっては授業内で扱う問題しか載っておらず演習量が不足がちになるかも。たぶん東進のテキストだけやってれば大丈夫、ということは無いんじゃないかというレベル(あくまで自分が受けた講座のテキストの話です)。英語は安河内先生だった。この先生のテキストはとても使いやすく(特に見開きのレイアウト)、この人はあまりテクニック的なことは教えずひたすら音読しろと言ってきたが、その通りにしてたら英語はセンター筆記190点までいったので良かった。受験テクニック的なことを教わりたいなら別の先生の方がいい。
また秋頃から始まる過去問演習や記述練習の講座は、解説授業は良いが添削がクソ。これはマジでクソ。第一志望では英語で自由英作が課されており、当然過去問演習では英作文も添削してもらうのだが、これがいい加減すぎ。スペルミスは平気でスルー、文法ミスもほぼスルー。とても英語を分かっている人間の採点ではないのが受験生にも分かった。また、添削内容も添削や解説というよりはただのコメントで参考にならなかった。
記述練習の講座の添削も、毎回添削者が変わり、言ってることが食い違ってたりして混乱することがしばしばあった。

・担任や担任助手について:自分の通った校舎は基本的に人柄のいい人ばかりで会話は楽しかった。ただ、担任(ナガセ社員)は講座を勧めるのはうまいが講座の内容について勧める立場のくせに全然知らない。また自分の受け持つ生徒の志望校の入試情報には疎く、志望校に合った講座というよりは単に成績だけで決められている感じだった。担任助手(学生バイト)は、自分の通った校舎は国立落ちマーチが多く、質問にはあまり使えなかった。勉強法の相談をしても曖昧で「君にあったやり方が1番」のような回答ばかりだった。東大生もいたが当然毎日いるわけでもないので不便。

・施設・バックアップについて:汚くはないが狭い(浪人して行くことになった河合塾の方が断然綺麗)。扉は比較的防音に優れているが、いかんせん狭いため人が多いときは受付周りの喧騒が聞こえてきてしまう。また、ホームクラスの床下にはPCの配線があり空洞になっているため足音が響きやすい。実際かかとを引きずって歩く奴の足音が非常に耳障りだった。自習質は他の大手と違い長机で、ホームクラスのPCが無い席(こちらは仕切りあり)でも自習は可能。自習質はしばしばホームルームや社員研修という受験生に何の関係も無いことの会場になり使えなくなっていた。
バックアップ(疑問点をファックスで質問するシステム)は回答が帰ってくるのが遅すぎて使いにくい(時期にもよるが)。ちなみに上記のいい加減な添削への疑問をバックアップに送ったら2週間も経ってから大幅に減点されたものが返ってきた。

・金銭面:高い。それに担任指導費73,500も取られるが担任指導なんてほどのものはほとんど無かった。これは詐欺に近い。また、添削など、高い金を取るくせに中身が伴っていない。パンフや宣伝文句に載っているのと実態はかなり異なっている印象。あと他の方も言ってますが誇大広告には腹が立つ。その金でPCの台数を増やしたり環境やサービスを改善する余地が多々ある。

・結論:授業の質は非常に高い。ただそれ以外は微妙。落ちたのはお前の努力不足だという意見はその通りではあるが、東進で伸びる人は自分で勉強の仕方が分かっていて計画性、実行力のある人だと思う。言い訳に過ぎないが自分は部活一辺倒であまり勉強の仕方が分かっておらず、なんとなく過ごしてしまった感じがある。ただその不安に的確なフォローをしてくれる人は東進にはいなかった。自分で成績の上げ方(勉強方法)が分かっていて、自分の弱点をしっかり把握していて、予習復習をしっかりやる人、最短距離で理解したい人、お金に余裕のある人は東進で問題ない。要領が悪いとコマ数を溜めてしまい、コマを進めるために受講してしまう人もいるのでそうならないように。
あと、東大合格者数の大半は有名校の有望生徒をタダで(その分はその他の生徒の親が払っている)生授業受けさせて稼いでいるものであって、東大以外の実績は駿台河合の方が全然良かったりするので惑わされてはいけません。
長々と書きましたが、最終的に何がいいたいかというと個人的にはオススメできません、ということです。コストパフォーマンスが悪すぎです。もちろん東進で成績を伸ばして難関校に受かる人もいますが、率で見るとかなり低いです。ピンキリといっても下が多すぎです。また、難関校に受かる人は大概有名進学校の人でした。バカでも基礎から積み上げていけば・・・というのはそんなに都合よくいかないということの表れのような気もします。浪人が決まって河合塾を見学に行きましたが、設備もよく質問したり赤本などのストックもあり(自分の通った東進では一部の大学の古いものしか無かった)、質問を受け付ける体制も整っているようでした。東進を考えている人、特に部活生は、本当に自分が東進を使いこなせるかしっかり考えてから選んでほしいです。引退まで自力でコツコツやってそれから駿台河合などにいく手もあります。知り合いには8月までサッカー部でレギュラーを張っていて予備校に行かずに某難関国立と早慶に通った奴もいます。要領がよければ予備校なんて必要ないのかもしれませんね・・・。長文駄文失礼しました。

  1:コスト感

  5:講師

  5:授業

  2:スタッフ対応

  2:教材

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記事に対するコメント

■ 補足
長いので色々ミスがありました
とりあえず田部先生の説教の内容は
「お前ら生物選択者は大概数学が出来ない」
です。他にもあるかもですが辻褄の合うようにお読み下さい^^

さん ( 2013/03/26 04:09 )

■ 担任についての補足
担任にもアルバイトと社員がいます。
専属担任はアルバイトで、校舎職員が担任のケースよりも多くの生徒を抱えています。
私の働いている校舎では社員が講座提案をした後を専属担任に任せるケースが一般的です。

さん ( 2013/11/10 00:31 )

■ 担任についての補足さんへ
久しぶりに書きます

自分の通っていた校舎ではナガセ社員の担任が2名おり、100名弱の高3生を半分ずつ受け持っていて、アルバイトの担任助手が数人ずつのグループを受け持ち面談などをするという形でした。
講座の相談などは担任助手にもできますが、申し込むには担任に相談しなければなりませんでした。(当然ですね)

河合での浪人生活も後1月ほどで終えられそうですが、浪人中河合や駿台(講習のみ)に通い色々と感じたことがあり、口コミかレビューに書き込むつもりなので、これから東進を考えている人やその親御さんには是非参考にしていただきたいと思います。

レビュー投稿者です さん ( 2014/02/03 01:27 )

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