スクールIE(学習塾、進学教室)

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スクールIE

 投稿者:浮浪塾講 さん

12/07/09 17:21

85 人中、41人の方が、「なっとく」のレビューです。

  2:総合評価

 個人経営から大手の学習塾を転々とし、今は関連で起業している者です。
 個人とか他大手と比較してみると、「いくらかマシ」な部分があっても「到底マトモではない」レベル。

 ここはどこの室長も「俺は本部のやり方嫌いだけど」と言い講師に同情をするも、しっかり時間外・サービス自習対応(実質授業)・無償事務を要求する人たち。口だけのことが多い。そしてそういう口だけに惑わされる生徒と親が不憫。
 そして、この「口だけ」スイッチが入ってしまうと、不満も不満とはみなされなくなるので注意が必要。

 まず、講習等に十数万と請求する様には脱帽である。それならば家庭教師なり他の個別も視野にいれるべきだと思われる。教材やシステムについては中の中から中の下。オーダーメイドテキストについては評価に値しない。
 唯一評価できる点は友人と訪れるやすいこと。受験とは団体競技であるから、友人が頑張っている姿等は刺激になる。それが得やすいという点に限る。(しかし、それを効率的に伸ばせるか?は疑問である)

 
 

 
 
 

  3:コスト感

 通常の授業等における料金システムは質などを考えると中程度。
 しかし、続けているとオーダーメイドテキストというものを買うように要求される。1つ3000円前後だったと記憶しているが、120ページの制限と粗悪な問題や解答といった点を考えると計算ドリル以下の用途しかないのが現状ではないか。
 
 掲載の問題のセンスはどうかしてる。出題者の顔が見てみたい。また、掲載される問題もランダムで適当。
 何故ならば、オーダーメイドとは言っているものの、大雑把な区分の単元から適当に講師が問題数を指定し発注しているだけだからである。
 特に英語と数学は設定問題と現状必要な問題数に大きな開きがある。
 また、解答も酷い。大学生が作っていると思われるが「こんな問題で正確な解答も作れないのなら、大学を辞めてしまえ」というものもある。

 教材については自前の教材を元にして授業を「補習」あるいは「基礎の叩きなおし」をコンセプトに通塾するのが妥当である。

  3:講師

 最初に弁明すると、貶す意味合いでこの記事を書いているわけではないので、この項目くらいは褒めようと思う。

 まず、他塾に比べて割りと品行はよろしい。また、熱心度の高い講師の方も多い。
 しかし留意されたいのは、それは周辺地域が良い大学の学生の居住地であったり、その地域が教育熱心な地域であるかによるからである。(講師は周辺の実家で暮らしている人か、周辺に一人暮らししているかのどちらかが大半である)

 一方で、本部はあまり講師に自習対応を行い給与申請して欲しくないようである。そこで、自習対応できる講師も、早々と切り上げてしまうのである。
 これについて「熱心な講師が多い」というのと矛盾するのでは?と言う方もいるが、そんなことはない。講師は本部の社員には無い脳みそを駆使して指導しているのであって、対価を得るべき労働をしているからだ。
 

  3:授業

 だいたいどこの個別学習塾も授業の質は変わらない。
 講師の質であって、講師の質はおよそ地域によるものと考えて良い。
 
 一つ言うなら、自習対応が給料つかなくなったとブーブーいってる講師もいるのと同様に「予習もしないでやってきて、初見の問題が解けない」講師もいるということ。

 せめて、予習しないのなら初見で解いて欲しい。
 PS2についたらご愁傷様である。PS2は講師も疲れるし、生徒も時間の無駄であることが多い。

  2:スタッフ対応

 室長や講師のコモンセンスによる。
 加えてその地域による。

 しかし、相性ピッタリの先生とかそういうタイプの対応は期待してはいけない。
 相性ぴったりの相性とは「時間の相性」でしかない。

 室長の長話を聞いていても、特にいい情報は出てこない。
 自分がこの塾と講師に望むことを足早に伝えることだけが必要である。また、同時に来塾する前に受験情報の精読を勧める。
 また、教室の雰囲気を確かめること。オープンな教室・教室の見える化を創業者の松田氏はあげているんだから、授業中の講師の後ろ姿などを見せてもらうといい。それで講師の質が判るはずである。

 もっとも大事なのは、最近の教育業界は実に虚業家が増えているので、保護者であり消費者が勉強しないといけないことも増えているという点である。

 

  1:教材

 前述の通り、オーダーメイドテキストは評価に値しない。
 出題者と解答作成者の顔が見てみたいと思う。基本的に出題の単元はおおまかに区切られたもの。成績アップシステムとか言う茶番劇を元に組み立てられる。なので出力も茶番だし、問題はもっともっと茶番であった。

 問題集であれば、もっと良くてもっと数が多くてもっと安いのがもっとあるのである。
 私は生徒に問題集を選ぶ力というのを教えてきた。良い問題集が選べるようになったら、それだけ高みに近づいていったという事であるから精進しなさいということであるし、逆に問題集の中にある問題の本質が判るようになりなさいということである。

 良い問題集は問題の編集にちゃんとしたシナリオがあることである。こういった傾向やこういった類題、そしてこういった学問体系がある中でコレを抑えておくと良いという出題意図が読み取れる問題集は実に良い問題集である。

 基本的にオーダーメイドをそういった生徒にやらせてみても「計算練習にしかならないね」と言う。確かにその通りなのだ。シナリオもない意図もない。そこにあるのは請求書なのだから。

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