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駿台予備学校市谷校
 投稿者:どみんご さん
06/12/10 01:41

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本科の授業料は三大予備校中一番高いです。スカラシップ制度は一応存在しますが、理系のスーパーのコースでは東大理3に受かるレベル以上でないとまず不可能だと思ってください。
講師に関しては数学の雲・森先生や物理の森下先生、古文の関谷先生など他の予備校では考えられないほどの素晴らしい講師もいますが、一方で高校教師と大差ないような無内容で魅力のない授業をする講師も少なくありません。特に市谷SA組では化学の授業の評判がきわめて悪く、諦めて化学の授業を切って自習室でひたすら問題集を解き続ける人や、実力のある他の先生の講義を求めて他のクラスや御茶ノ水校の2号館・8号館までもぐりに行く人も見られました。友人の間には代ゼミ以下だという意見さえもありました。
前期(1学期)の数学の授業は信じられないくらい基礎的なことばかりやっています。浪人だから基本からしっかりやり直すというのは一応わかりますが、あれでは何のために成績別クラス分けを行ったのかわからないというほどだったので、できる人はだいたい内職するか自習室にこもって『大学への数学』などに取り組んでいました。駿台の授業に不足を感じて大数ゼミ、enaのような数学塾と掛け持ちする人も例年多いようです。

レギュラー教材に関しては、物理のテキストが優れていました。問題の難易バランスは滅茶苦茶ですが、単に入試問題を転載するだけではなく思考力・考察力を養うために色々と工夫がされており、問題集をこなすだけでは身につかない一歩踏み込んだ理解が得られるように作られています。化学は講師が教材の良さを活かせていないのがとても残念でした。数学は市販問題集によく収録されている使い古された有名問題がそのままの形で多数載せてあったりしてがっかりすることが多く、講習の教材に比べるとどうしても手抜き感が否めない所がありました。また、現代文のテキストの文選基準が思想的にやや偏向しているように感じられました。

駿台の一番のメリットはとにかく生徒のレベルの高さにあると考えられます。ここで得られる志の高い仲間たちとの競争は何物にも代え難いものがあります。しかし、予備校サイドがそんな生徒たちの向上心に応えるカリキュラム、サービスを提供できているかどうかは疑問です。

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