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すみません、通ったことはないですが、以前栄光の5つの教室で授業をしたことがある者です。また、親戚の子が通ってました。掲示板に書いたのですが、むしろこちらの方がよいとおもったので、こちらにものせておきます。


まず最初に確認しておきたいのは、「いい塾」などというものは存在しない、ということ。「いい先生」「普通の先生」「だめな先生」がいるだけです。

評判のいい塾や教室にもだめな先生は必ずいますし、評判のイマイチな教室にもいい先生がいる可能性があります。

栄光は、二十年くらい前まではかなり大胆に授業を講師に任せていました。すると、先生によって個性的な授業になり、それを生徒たちが比較し、容赦ない評価を講師にぶつけていました。もちろん、保護者の方々も、「あの先生にしてくれ」「この先生じゃだめだ」などと、言いたい放題。

ですから、講師の側も、それこそ必死になって工夫していました。授業が下手な先生は、個別に時間をとって質問に丁寧に答えるなど、とにかく努力を重ねていました。

しかし、12〜13年くらい前から、噂では銀行関係の人が運営部に入ったらしく、その頃からシステムを売りにするようになりました。

たしかに、Alps,ドラプリ、リタプリなど会社がつくったおしきせのプリントを使えば、授業の質は均一になり、「品質管理」という意味では楽でしょう。しかし、塾は物品販売業や流通業ではありません。先生ごとの個性や、そこからくるイメージやニュアンスが授業の生命線であり、奥行きのある授業をして初めて知識や考え方が身につくのです。

私の知り合いが最近栄光のD校の授業見学をしましたが、「基本的にALPSから宿題を出し、授業はその答え合わせと無味乾燥な解説。そのあとテストをして、前回のテストの解説。すべて機械的で、ちっともおもしろくなかった。こんなのでお金取れるんだ〜」と言ってました。

そりゃそうです。塾は、システム化すればどうしてもそうなります。栄光だけでなく、大手の塾が巨大化すればするほどそうなるのです。

従って、妙に高度で整ったシステムを強調する大手の塾は、かなり怪しいと思って間違いありません。

その点、四谷大塚はまだ先生ひとりひとりの力量ややり方を尊重していましたが、ここもヤナセが乗り出してから微妙に怪しい変化を見せています。やっぱりそうなるよね。

といっても、そういう厳しい環境下でも、たのしく興味深い授業をしてくれる先生がいないとも限りません

とにかく、何度か見学をして、疑問があれば室長にぶつけてみましょう。

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