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日本学力振興会
 投稿者:実話 さん
13/12/29 16:55

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これは私がニチガクでアルバイトしていた時の実話です。ある夫婦が、ニチガクの説明会に訪れました。しかし子供の姿がなかったため、説明員が夫婦に尋ねました。「失礼ですが、お子様は本日ご来訪できなかったのですか?」その言葉を聞いた奥様が応えました。「死んだ子供のために説明会を受けたくて」説明員は「亡くなられた子供さんに!」と絶句していました。奥様は言葉を続け、「私たち夫婦には子供がなかなか授かりませんでした。求め続けて、求め続けて、やっと待望の息子が産まれました。息子はすくすくと育ち、「高校に行ったら、ニチガクへ行き、志望校の早稲田大学に行きたい」と私たちに話し、卒業生の親戚が絶賛していた予備校へ通い、志望校に合格することを夢見ていました。そして昨年、交通事故で15歳の生涯を終えたのです。それからというもの、私たち夫婦は泣いて過ごしました。そして子供の一周忌に、高校生になったら通おうと話していたニチガクの前を通りかかったのです。そうしたら、入り口のところに「説明会」の文字が書いてあったので思い出に・・・」そう言って夫婦は目を伏せました。説明員は「そうですか。では、ご説明させていただきます」と応じました。そして、「ご家族の皆さま、どうぞこちらの方に」と説明用のテーブルに夫婦を移動させました。そして、「子供さんはこちらに」と、まるで亡くなった子供が生きているかのように椅子を脇に置いたのです。しばらくして、説明員はニチガクの説明を始め、夫婦は涙を流しながらその説明に聞き入っていました。このような行為はニチガクでは規則違反です。しかし、ニチガクでは先輩も同僚も彼の行動を咎めません。それどころか彼の行為はニチガクでは賞賛されるのです。この出来事からしばらくたったある日、その夫婦から手紙が届きました。「説明を聞きながら涙が止まりませんでした。(略)まるで息子が生きているように家族の団欒を味わいました。息子との家族の団欒をニチガクでさせていただくとは、夢にも思いませんでした。これから、二人で涙を拭いて生きて行きます。そして、私たちは話し合いました。今度はこの子の妹か弟かをつれてきっとニチガクの説明会に行きます」と。

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