投稿者:パソコン教室 アビバへの悪い口コミ さん
10/03/04 15:56
ベネッセ、パソコン教室アビバに見切り IT関連企業に売却 (夕刊フジ)
進研ゼミなどで知られる通信教育大手のベネッセホールディングス(岡山市)は、完全子会社でパソコン教室最大手のアビバ(名古屋市)の全株式を、IT関連企業スリープログループ(東京)に譲渡する。
アビバは1990年代に加藤茶ら有名タレントを起用したテレビCMで事業を拡大していたが、2003年に国の教育訓練給付金制度が見直され、給付率が受講費用の8割から4割(現在は2割)に下がったことをきっかけに新規受講者が大幅に減少。多額の広告宣伝費も重荷となって赤字に転落し、ベネッセをスポンサーとして産業再生機構に支援要請した。
05年4月に再生機構の支援決定を受けてベネッセグループ入り。教室の統廃合を行うなどして採算性を改善させ、法人研修などの新規事業も立ち上げた。09年3月期の売上高は前期比16%減の81億円だったが営業損益は前の期の6億6500万円の赤字から2億4700万円の黒字に転換していた。
しかし、ベネッセとしては、主力事業である通信教育事業などとの相乗効果はみられなかったうえ、アビバ単独の事業拡大も困難と判断し、売却を決断した。
売却相手のスリープロは、パソコンなどIT関連の人材派遣ビジネスを手がけるほか、パソコン教室も運営。アビバとも共同で資格取得スクールを展開しており、アビバを中心とした教育支援事業を拡大するねらいがある。
ベネッセのアビバに対する貸付金45億8000万円は債権放棄するが、すでに貸倒引当金を計上している。
[ 2010年3月2日17時00分 ]
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