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投稿者:留美子 さん
15/02/23 20:55
私もセミナーを受講した者です。授業はほとんど出席しましたが、大学教授、精神科の医者、ベテランの看護師等、各分野のエキスパートが一回の講義ごと別に担当され、随分いろんな先生が呼ばれているのだなという感想をまず持ちました。従って内容は多岐に亘り、介護のお話から、医学的な基本知識や現在の病院内の実情などなど興味深い授業内容ではありますが、「精神対話士になるための授業なのか」という疑問が当初から湧いたのは否めませんでした。後半には、ロールプレイと称した実践の授業が一度だけあったのですが、皆に短く記されたメモが配られ、挙げられた具体例ごと、相談者役、精神対話士役と交代にいわば疑似的対話をして、最後に班ごとの代表者が気づいた点など発表して終り。このロールプレイを一度くらい経験しても、傾聴する技術などを学ぶところまで到達できません。ただ、実際には個人それぞれのケースによって対応は違ってくるはずですから、具体的に教えようがないのかなとは思います。傾聴についてのマニュアル本などを何冊か読んでみる方が、はるかに勉強になるでしょう。「メンタルデリバリー、身の差し入れ」と、精神対話士の方が自嘲的な口調で仰っているのを耳にしました。周囲が想像している以上に厳しい実情が察せられます。精神科医の代わりに、相談者の自宅まで訪ねていき、どのような状態かをレポート提出する仕事が基本ですが、それを「身の差し入れ」とは、経験者でなければ出てこない言葉でしょう。本人のメンタルが弱ければ到底できる仕事ではありません。それを覚悟で目指すべきだと痛感しました。
なっとく!
いまひとつ
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