投稿者:Rykii さん
23/09/19 00:06
子供がニュージーランドへ留学する際に色々と調べていて、ニュージーランドの留学エージェンシー(日本にオフィスはなく現地オフィスのみ)のサイトに写真付きの保護者の口コミ等が載ってあったり、『留学生を絶対に騙さないエージェント』と掲げた広告にすっかり騙されそうになりました。(騙してきたが、後にそれが判明して解除した)
最初は凄く親身になって感じの良さそうな女性スタッフが熱心に話しをして来ますが、話が進む内に有料サービス(留学先の学校へ入学までは無料としている)への移行をそれとなく急かされます。例えばテレビ電話で話している最中も有料サービスへの移行を何度も言われ、それについて色々聞いたり直ぐに同意しないでいると大事な話しの最中に急に時計をチラチラ見出して時間が迫っていると言う風なプレッシャーを掛けてくる(それを仕向ける前の中盤に差し掛かる前までは、とても親身になって聞いてくれますが)。こちらとしては、出来れば学校選びの相談だけして後は自分で学校と繋がれたらいいな、と考えていました。それでも、最初にこのエージェントに紹介する学校から紹介料をもらえるので無料ですよと笑顔で迎えられ気軽るに相談を始めたので大丈夫だろうと思いました。
しかし、当然と云えば当然だけど事はそんなに甘くはなかった。
学校選びも進み、学校へ今までの日本の学校での成績表をそのエージェントを通して送ったり、かなり深場に入って行きました。希望した学校からの合格通知も来て晴れてニュージーランドへ留学出来ると子供と一緒に大喜びしておりました。その後も感じの良さそうな爽やかなホストファミリーも決まり(こちらはエージェントではなく学校の方で探して頂けました。)トントン拍子に進んで行きました。この時点で、その女性スタッフとは何度もメールでのやり取りや電話でも対話していて、保護者である私には彼女の時間や労力は使われています。そのスタッフ曰く、コロナが始まって以来担当する留学生の数が半分くらいに減ったと言っておりました(そこは騙していないと思います。) なにしろ2022年では留学すら出来ない状況でしたから会社の経営的には厳しかったのではと想像します。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。学校もホストファミリーも決まり、具体的な渡航後の話しになりました。初めて我が子が独りで飛行機に乗ってしかも海外へ行くので、保護者としては、着いたら空港で一番にどなたかが子供を迎えに来ていることと、もう一つ現地の銀行口座の開設を信頼の出来る大人に同行してもらうことの2点が特に気になっていました。すると、このエージェントはこう言いました。余程優しいホストファミリーじゃないと銀行口座開設をヘルプしてくれないと。私がそれはおかしいと思い、子供(15歳になったばかり)で、しかも留学したてで英語もままならない子を一人で銀行に行かせて手続きをさせると言うのか?と聞きました。すると、ニュージーランドでは14歳以上なら一人で銀行口座を開けることが可能だとサラリと言われました。その後も押し問答の対話が少し続きました。
子を案じる親の足元を見られているみたいで悔しかったですが、流石に子供一人で銀行へ行かせられないと思いその分のサービスは支払うと同意しました。
空港から片道10分から20分の迎えに$300以上を要求されるので銀行への付き添いも高くなることは覚悟していました。しかし、それだけで済むと考えた自分も甘かったです。なんと、この銀行への付き添いは単発サービスとしては取り扱わないとされ、パッケージでしか取り扱わないサービスとされていて、そのパッケージが1ターム(三ヶ月)で$1000〜1500するのです。一年だと、その4倍かかります。そのパッケージには現地のガーディアンが学校へ付き添ったり英語が苦手な日本の保護者には魅力的なサービスです。その会社のサイトからもそのパッケージが神頼みのような扱いで書いてありました。
この時点で、その高額なパッケージ料金を払うべきかを悩んだ結果、学校にある留学オフィスへ直接電話でそれとなく聞いてみました(私は、英語には問題ありませんので。)
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私: こんにちは! 私は、〇〇で次の学期から子供がそちらの学校へ留学が決まった者です。
学校: (めっちゃフレンドリーに)ワオ、それは素晴らしい。私達はお子さんにお会いするのをとても楽しみにしています!
私: そうですね! 娘も貴方の学校のような素晴らしい学校へ通える事にワクワクしていますよ。 ところで、ニュージーランドへ着いたら早い内に現地の銀行口座の開設をすることになると思うのですが、通常は留学生の子供達はどのようにして行っていますか? 一人でさせるには、英語が未だ不安な子供もいるんじゃないかと思いまして。。。
学校: ああ、それなら問題ないですよ。通常、ホストファミリーが同行しますし、どうしても行けない場合は学校のスタッフの誰かが同行するので。
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おいおい、やっぱりそうかと思いました。その後も少しチャットを続けると、元々現地でホストファミリーになる家庭には色々と厳しい規則(ニュージーランドはその点が他国よりしっかり政府が管理しています)があり、生徒を空港まで送り迎えすることや銀行口座開設の付き添いも無料でしなければならないことになっています。もう一度言います、無料でしなければいけない事に決まっている!
もう少しで、何千ドルも騙し取られるところでした。留学生を絶対に騙さないエージェント! すごい広告と真逆を堂々とするのに驚きました。 恐らく、このエージェントは保護者にパッケージに誘導しようと学校で虐めがあったら直ぐに車で見に行ける等の真実かどうか疑わしいことをそして学校側の虚偽を言ってでも入らせようと勧めてくるので要注意。
そしてこの後も実は酷い目に遭いました。このエージェントへ有料のサービスを拒否した後からの対応が一挙に変わりました。その後も保険に入ったりしないといけなくて、学校に保険について聞きましたがエージェントとの約束なのでエージェントに頼めと言われました。そこは利害関係の協定が結ばれているのでしょう。しかし、その後はエージェントが本当にやる気がなくて今までのように質問をしても無視されたり適当に扱われました。学校へその事を言うと、学校へは上手く誤魔化したのか学校側も余りエージェントがしたことに口出しせずと言った感じでした。まぁ、エージェントと学校の相互利益関係を崩したくなかったんでしょうね。一時は、学校のスタッフとのメールでのやり取りも最初よりビジネスライクな感じで、なんでこっちは悪くないのに悪く思われているような雰囲気になってるんだろうと不安にもなりました。最終的に、その上司と話して私の言うことも聞いてくれて子供を安心してその学校へ行かせられる思いになったのですが、本当に苦い経験をしました。
この不況、コロナ、諸々の混乱の時代に我が子を守れるのはその親しかいないんだと痛感してます。
他の同じ状況の親御さんには、同じ様な経験はして欲しくないので今回シェアさせて頂きました。
なっとく!
いまひとつ
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0 人中、0人の方が、「なっとく」の口コミです。
投稿者:留学全般のその他への返信 さん
23/12/03 10:07
それでも悪徳エージェントのサザンクロスよりはだましてないです。スタッフも頑張っています。一方的な意見はまずいんじゃないですか?
なっとく! いまひとつ この記事を違反報告する
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