投稿者:日本学力振興会への良い口コミ さん
18/09/21 10:54
メガバンクの採用減少に伴って、女子の就職先の選択肢が狭まる中、3位の国際教養大学は、女子学生の割合が高い大学にも関わらず、前年の実就職率を6.2ポイント上回る44.0%となり、昨年の5位から順位を上げた。1年次に外国人学生と寮生活を行い、海外留学が必須の同大は、ソニーやアシックス、京セラなどグローバル展開をしている企業の就職者が多い。一方で、国内勤務が中心のメガバンクに就職する学生は少ないため、それが実就職率と順位を上げた要因になっているようだ。
日本語と英語のバイリンガル環境で授業を行い、海外からの留学生が多い25位の国際基督教大学も、就職者数が多い企業に、アクセンチュアや日本アイ・ビー・エムなど世界展開する企業が並ぶ。もともと3大メガバンクの就職者が少なく、採用減の影響を受けない同大の実就職率は、前年を2.6ポイント上回る28.3%で、昨年の35位から順位を上げた。
文系の定員が多く、メガバンクの採用減の影響を受けやすい私立大学は、実就職率を下げる大学が少なくない。24位の明治大学が微増のほかは、19位の同志社大学や26位の学習院大学、29位の関西学院大学、32位の立教大学、38位の立命館大学などが前年の実就職率を下回っている。
大学生全体の就活環境は今年も好調だが、今後、文系学部の就職はAIの発達の影響を受ける可能性がある。男女を問わず事務系職種の人気は高い。そうした仕事がAIにとって変わられるということは、文系学生のキャリア形成に大きな影響を与えるだろう。学生個人個人が今後の変化にアンテナを張るとともに、個々の学生のキャリア観を養成する大学のキャリアセンターの役割も大きくなりそうだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/237539?page=3
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