投稿者:日本学力振興会への良い口コミ さん
14/08/21 01:58
ニチガクでは推薦入試の対策コースがありましたので、それを受講していました。
入学試験シーズンになると、コースの受講関係なく生徒が自主的に先生に相談する流れがありました。
推薦の小論文はひたすら過去問にトライして、先生の添削を繰り返し受けました。
観光創造学科ということで、具体的な設問は環境問題にクローズアップしていました。
昨今問題になっている「原子力発電所」を始め、持続可能なエネルギーなどの「エネルギー問題」や、「地球温暖化」など、比較的大きな問題の設問だったと思います。
過去問も、事細かな問題は少なかったように感じました。
具体的な対策ですが、過去問を添削してもらうことで論点が足りない「アラ」が見つかります。
そのアラを補うべく、調べ学習をして再度過去問にトライするといった事を繰り返し行いました。
接続詞などの文法的な要素は特に気にせずに、ひたすら論文を書いていきました。
実際に書くことで文法は自然と改善されていきました。
私が担当してもらった先生に添削してもらうことが改善の近道になると感じました。
AO入試は受験生自身の「意欲」を見る試験です。
学校を選んだ理由は必ず聞かれますので、この点については絶対に考えておくべきです。
また、自分の将来の夢を実現するために志望の大学を受験するのだと思いますが、その夢の実現のためになぜその大学を選んだかということも大事になってきます。
その理由をしっかり見つけるためにはまず、学校の伝統・歴史・概要などを覚えておいて損はありません。
もちろん志望の学部も決まっているとは思いますが、他の大学にある同系統の学部と「どう違うのか」をハッキリさせておきましょう。
他の大学には無いけれど志望している大学にはあるもの。
これを見つけることで、志望大学・志望学部を選ぶ理由が明らかになってくるはずです。
例えば、憧れの教授が在籍している、興味をそそられる授業がある、研究設備が十分整っている・・・などなどですね。
私が質問されたのは、「大学でしたいこと」と「自分の長所・短所」です。
勿論それ以外にも少しありましたが、上に書いたような質問が面接の大部分だったと覚えています。
大学でしたいことに対しては、授業や大学に通学しなくてもできること(バイトなど)を答えないようにして、あくまでも「大学で」やりたいことについて話しました。
長所・短所についての質問には、客観的な答えを意識しました。
長所を裏付ける具体的なエピソードを話してアピールし、短所については素直に認めた上で今後どう改善していきたいかを述べました。
AO入試では、志望動機について必ず質問されるそうです。
志望校への入学意思がどれだけはっきりと伝えられるかが重要なポイントだと思うので、曖昧な答え・表現は避けたほうがいいかと。
面接では、オープンキャンパスや大学説明会などで得た情報を伝えると、志望意欲が評価されて有利になる場合があるそうです。
面接の目的は受験生の意欲を知ることです。
たとえ時間が短くても、面接官はちょっと話しただけで受験生が大学にふさわしいかどうか見抜きます。
甘く見てはいけません。
ですから、対策コースで沢山練習しておきましょう。
最悪、先生や友人、家族に面接官の役を頼み面接してもらうだけでも、自分では気付かなかった修正すべき点が見つかると思います。
ちなみに、受ける大学の校風・教育方針を理解していると好印象なようです。
面接以外にも集団討論が行われるケースもあります。
他の受験生の意見をしっかりと聞く姿勢でいると高評価です。
他の意見も適度にまじえつつ、自分の意見をハッキリと主張するのが肝心です。
なっとく!
いまひとつ
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投稿者:日本学力振興会の良い口コミへの返信 さん
14/08/21 02:16
AOで求められるのは「読み書く力」「伝える力」
「読み書く力」は比較的易しめの新書レベルの文章を読んで理解する力、筋道を立てて自分の意見などを文章化できる力が試されます。一般的には「読解力」「表現力」と言われる類のものです。このように書くと尻込みする人も多いですが、文章をテクニカルに「読み」「書く」訓練を積めば、合格レベルの力は必ずつきます。要は「練習した人の勝ち」です。
この力が試される最大の難関は何と言っても小論文です。近年は、課題文読解型の小論文で読解力+表現力を1つの課題でテストするケースが増えています。また、志願書作成においても、自分の志望動機やアピール・ポイントをわかりやすく表現する力が試されています。
「伝える力」は自分の考えていること、アピールしようと思っていることを効果的に相手に伝える力のことです。「プレゼンテーション能力」とも言われることからもわかるように、時には相手の情や感性に訴えることも必要になります。内容を論理的にまとめれば充分である「読み書き能力」との違いはそこにあり、それ専用の対策を必要とします。
この力を「書く」形で試すのが志願書で、「話す」形で試すのが面接です。最近の傾向としては、志願書の長文化と面接のバリエーションの多様化が挙げられます。いずれも色々な角度から受験生に自己PRさせることが目的であり、それをクリアするためには「相手に訴える」ためのノウハウを推薦講座で専門的に学ぶ必要があります。
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投稿者:上智大の公募推薦入試 さん
14/08/21 02:29
難関大の公募推薦の穴場は、ずばり上智大です!
上智大学では、ほとんどの学部・学科で公募推薦入試を実施しています。そして、その多くで、小論文試験を取り入れています。一部を除き課題文がないか、あっても比較的短いもので、読解にてこずるようなものはありません。また、制限字数も数百字程度のものが多く、小論文としては、比較的短いといえます。
しかし、外国語学部フランス語学科のように、二つの設問に対して、合計1400〜1600字の小論文を書かせるところもあります。また、字数が少なくても、試験時間が60〜90分ですので、小論文を書きなれていませんと、時間切れになってしまう危険があります。
さらに、学部・学科の専門分野に関する知識を問う問題が、小論文とあわせて出題される場合もあります。外国語学部ロシア語学科、文学部の哲学科・史学科・新聞学科などがこの例に当たります。いずれも高校で学習する範囲、あるいはマスコミで大きく取り上げられた内容ですので、特に難問ではありません。しかし、その出題傾向を知って、高校の関連する教科の教科書や資料集に目を通しておく必要があります。
このように、上智大学の公募推薦入試では、学部・学科ごとに特徴のある出題がされています。しかし、個々の学部・学科の出題傾向は、ここ数年安定しています。したがって、志望先の過去問演習をしておくことが、最も有効な試験対策といえるでしょう。
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投稿者:日本学力振興会の良い口コミへの返信 さん
14/08/21 02:37
上智の小論文の設問は下記の通りです。参考にしてください。
○哲学科
「私が哲学を学ぶ目的」を述べなさい。B4縦書原稿用紙(400字詰)4000字以内、ワープロ不可。
○史学科
「人材登用ないし人材抜擢」に関する歴史的事例を、複数の本を読んで調査・分析し、自分の考えを述べなさい。特定の個人の話でも、科挙・試験制度・学校制度などの人材登用制度の話でも、社会的しくみ(身分制度)と人材配置との関連性の話でもよい。参照した文献は明記すること。
B4原稿用紙(400字詰)全体で15枚程度(縦書・横書自由)、ワープロ不可、鉛筆不可。
○国文学科
日本の古典文学(漢文学も含む)・近代文学の中からそれぞれ1作品を読み、自ら考えたことを作品に即して具体的に述べなさい。B4縦書原稿用紙(400字詰)それぞれ5枚以上(合計10枚以上)、ワープロ不可。
○ドイツ文学科
ヨーロッパあるいはドイツ語圏の文化史あるいは精神史においてあなたが興味・関心をいだいている時代を挙げ、その理由を具体例を示しながら述べなさい。A4用紙2000字〜2400字・横書、ワープロ原稿可。
○フランス文学科
スタンダール著「赤と黒」を読み、その作品の魅力について論じなさい。B4縦書原稿用紙(400字詰)5枚(2000字)程度、ワープロ不可。
○新聞学科
最近の時事問題の中から関心をもったテーマを一つ選び、よく調べた上で、それに関する報道のあり方の点も含め、当該テーマについてのあなたの意見を述べなさい。
※対象とした新聞記事、放送番組などについては、新聞紙名、局名・番組名、年月日等、参照した文献については、著者名、書名・論文名、出版社名、刊行年月等、その出典を明示すること。
A4 2000字程度・横書、ワープロ可。
選考は、書類審査、個別テストおよび面接によって総合的に行われます。文学部の各学科の個別テストの内容は以下のようなものになっています。
○哲学科
哲学思想に関する基礎的関心および表現力に関する試問(60分)
2010年度は、問い1として「下記の文章を読んで『他者』について論じなさい(800字)」という問題が出ています。課題文の出典は岩田靖男氏の「よく生きる」でした。問い2は、「哲学科を志望する動機や目的について、哲学的活動の意義及び自己の将来設計と関係づけながら述べなさい(800字)という問題でした。60分で計1600字となかなかハードな試験になっています。
○史学科
歴史学と歴史に関する理解力と思考力を問う試問(60分)
2010年度は、佐藤卓己氏の「ヒューマニティーズ歴史学」出典の課題文から2問出題されています。また歴史学用語(「宋学」、「東大寺」等)を解説しなさい、という問題も出題されました。
○国文学科
国文学・国語学・漢文学を学ぶための読解力・表現力・思考力に関する小論文(90分)
2010年度は、第一問が「御伽草子」の読解、第二問が白居易、菅原道真の二人の詩に関連して、日本文学と中国文学との関係について考えを述べる論述、第三問が、正高信男氏の「ケータイを持ったサル」の一節を参考にした日本語のコミュニケーションの変化に関する意見の論述、という出題になっています。
○英文学科
英語適性検査(英文を読み要旨をまとめる。その後の面接は英文の内容に関するものとする)(60分)
例年、英文を読みそれを日本語で要約するという問題になっています。
○ドイツ文学科
小論文(90分)
課題文を読み、筆者の述べていることを説明した上で、自分の考えを述べる形式になっています。2010年度の課題文の出典は、管啓次郎氏の「コヨーテ読書」です。
○フランス文学科
外国語適性検査(ディクテーション及びそれに関する設問)(英語またはフランス語)(90分)
英語は、"How do you explain the popularity of volunteer activities? What sort of things would you volunteer for? Explain why."という課題になっています。フランス語は、"Quels sont les avantages et les inconvenients de posseder une double culture?"という課題になっています。
○新聞学科
ジャーナリズムに関する基礎的試問(90分)
例年、あるテーマ(「透明性」など)についての1000字程度の作文、最近のニュースに関する語句(「マニフェスト」、「文民統制」等)の説明、および、漢字の書き取り(「ふんそう」「あしかせ」等)・読み取り(「嗚咽」「無碍」等)から構成されています。
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