日本和装(ビューティー)

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[00005267] 結局は、すべて人によると思います…

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91 人中、55人の方が、「なっとく」の口コミです。

投稿者:修了生 さん

08/12/04 03:17

以前、レギュラーコースを修了し、復習コースにちょこちょこ参加している者です。

★今になって思い返してみると、私は、初めに教えていただいた先生に恵まれたのだと思います。着物や道具も自分が持っている物でイイと言ってくれたし、私はゴムでできたコーリン腰紐ではイヤなので、普通の腰紐で覚えたいと言うと、それならとコツを教えてくれたり。私は習熟度が遅くてかなり落ちこぼれだったのですが、いつも誉めたり励ましたりしてくれて、お陰で無事修了できました。

★セミナーでも、良い帯屋さんとの出逢いがあり、たいへん高価ではありましたが、袋帯を購入しました。その帯はひと目で気に入った物だったし、着物のいろはも知らないうちに参加したセミナーだったので、購入に当たっては迷いに迷いましたが、自分の直感を信じてよかった…と思っています。値段が妥当だったのか、そうでなかったのかは今も解りませんが、あんな逸品には二度とお目にかかったことがないし、私にとってはお買い得だったと思います…。

★ただ、着物のセミナーでは小紋を購入しましたが、値段は割高だったと思います。物自体は欲しい物だったので後悔はしていませんが、その後、贔屓の呉服屋さんができて見てもらうと「決して珍しい品ではないしウチならもっと安く出してるよ」と言われました。私も百貨店などで見られるようになり、その通りだと実感しました。また、初めての誂えだったので、サイズはスタッフにお任せしましたが、昔ながらの腰紐で着付ける私には着丈が長く、おはしょりが長すぎて、間の抜けた感じになってしまいました…。やはり仕立ては大事だと思います。

★修了後の復習コースでは違う先生に申し込みましたが、とにかく怖かったです…。自分のクラスの卒業生中心で進めていき、私のような他の講師に教わった人は歯牙にもかけないというか、「頭を下げて私のやり方を教えてくださいって言ったら教えてあげる」って感じでした…。自宅から近く、時間も都合が良かったので申し込みましたが、あまりに怖くて、最初に教わった先生がちょっと離れた教室で同じコースを教えていたので、クラス変更してもらいました…。その時はじめて、先生の存在って大きいなぁ〜と感じました。

★今年になって、久しぶりに復習コースに申し込みましたが、今度の講師は最悪です…。私がはじめに「久しぶりで本当にまったく忘れてしまったので、くれぐれもよろしくお願いします」とお願いし、初めのアンケートにも「一人ひとりに細やかに丁寧に教えていただきたい」と書いたにもかかわらず、とにかく大雑把。人数が多いにもかかわらず、一度ひとつのグループに教えたら、私が尋ねても教えてくれない。
「私は他の先生と違って、ほとんど紐は使わないから」とか「過去の修了生の方は、卒業後も先生先生と慕ってくれて、今でもプライベートでお食事会に行ったりするのよ」と、あんたたちもそうなりなさいって感じの、押し付けがましい話が続いたり…。そんなこと自慢する前に、私の疑問に答えてよ!って感じ。

★道具の扱いも雑で、ヒトの小物を畳にポイポイ投げ捨てて、あれ?紐は… 伊達締めは?って、アンタが投げ捨てて皆を集めるから、皆に踏まれてますよぉ!! …ホント、着物を愛しているのか、プロなのか、その無神経さ信じられない…。

★一番ビックリしたのは、私の帯を「そうじゃないのよ、こっち来なさい!」とか言いながら、畳の上をお太鼓の面をズルズル引きずって、鏡の前まで連れて行ったこと。アンタ、自分の帯で同じことできるかぁ!? その様子を見て、このクラスには、決して良い物は持って来るまい、着てくるまい…と決意しました。

★途中仕事が忙しかったり、体調を崩したりで何回か休んでしまったのですが、次来たときには私は名簿から抹消されてました…(笑)。何の為に、はじめに住所氏名電話番号、果ては年齢まで記入させたのか? それからは私が話しかけると、一切無視するようになりました。聞こえないフリ作戦のようです…。何度「先生?」と言っても反応がないので、他の生徒さんが「先生、呼んでますよ〜」と通訳してくれる始末…(笑)。

★セミナーもやっぱり、織元さんやその時のスタッフに左右されるところが大きいと感じました。前述の最低講師は、セミナーの時だけ「それはイイわよ〜アナタらしさが出ていて、とってもよく似合ってる」って、いったいアタシの何を知ってるのさ?

★その時にお話してくれた織元さんや職人さんはとても良い方で、真摯に物づくりに取り組んでいらっしゃる方々でした。どう説明したら着物や帯の作り方を解り易く伝えられるか、どうしたら生産地の良さを伝えられるか、事前に一生懸命考えてきてくださったことがよく解りました…。

★でも、講師や日本和装のスタッフは、上から下まで揃って強引でした…。他の方がブログで公開している様な、恐怖と苦痛の時間…というのもうなずける感じ。小物が欲しいって言ってるのに着物を勧めてきて、当ててみると似合うから買え買えって。そりゃ、今ある中で一番似合う物を当ててるんだから、似合うに決まってるでしょ。私だって、ある程度見る目も肥えてきてるんだし。「着物は今のアタシには買えないし、小物が欲しい」って言ってるんだから、そっちの商談してよ。小物なんて、着物や帯を誂えた人にはサービスでバンバン付けちゃうくせに、小物だけ買う人には、平気で2万だ3万だ言って、価格は事前に打ち込んじゃってるからまけられないとか、訳のわからない言葉で突っぱねる…。私もだいぶ場数を踏んで来たので、それなりにまけさせましたけどね(笑)。それでも百貨店と変わらないかちょっとお徳かな、ぐらいの程度です。

★結局、実社会と一緒で(っていう言い方も変だけど)、その人にとってその物が、その値段を出しても買う価値があると感じるかどうか、人として真摯に誠実に、自分の仕事や出会った人と向き合っているかどうか、それに尽きるんだと思います。

自分に合った先生や、誠実な作り手さんと出逢えたら、それは他の出逢いと同じように、自分の人生をより豊かにし、幸せな気持ちをもたらしてくれると思います…。「着物」が、自分の人生に加わったこと、普段出逢えないような職人さんたちとお話しし、いろいろと勉強できることには、心から感謝しています…。
以上です。
長いこと読んでくださって、ありがとうございました。 なっとく! いまひとつ この記事を違反報告する

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