18 人中、9人の方が、「なっとく」のレビューです。
5:コスト感
5:講師
5:授業
5:スタッフ対応
5:教材
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推薦・AO で外検を利用できる 352 大学の募集要項から、各外検が利用できる割合(=採
用率)をまとめた。下図 1 をご覧いただきたい。採用率では英検が約 99%と圧倒的で、ほ
とんどの大学の推薦・AO で利用できることが分かる。採用増加率で見ると TEAP CBT が最大
で、前年の 18.6%から約 10%アップと大きく躍進した。
英検がここまで高い採用率を誇る背景として考えられるのは、まずは受検者の規模だ。英
検は、2017 年度の 1 年間に全年代合計で約 360 万人、今後大学の受験生になりうる中高生
に限定しても約 280 万人も受検をしている。もちろん受検者数では国内最大の英語検定だ。
大学としては、志願者の確保を考えるため、まずは受検者数が一番多い英検を採用してい
ると考えられる。また各大学の過去の入試結果からも、実際に受験生が利用した外検として
最も利用されたのが英検という調査結果も出ているケースが多く、英検を採用することで
大学側が考える志願者の確保という目的を果たしていると言える。
また英検は、2015 年度より、それ以前の級の合否だけの評価から、スコア(英検 CSE)で
の評価も導入した。スコアが加わったことにより、CEFR と対照できるようになり、自分の
実力をより詳細に客観的に把握できるようになったことも受検者にとっては大きいだろう。
大学側もこうした変化に対応し、英検の受検者には級だけではなくスコア提出を必須とす
るケースも出てきている。