14 人中、6人の方が、「なっとく」のレビューです。
コメント数 (0)
5
どのような問いを用意して、導入フェイズにターゲットとして提示すべきかです。
学習する内容が、それを構成する知識の集合体としては同一であっても、新しい学力観に移行する中で、知識の使い方、つまり「問われ方」は違ったものになってきます。
従来型の問いをターゲットとしていては、新しい学力観に沿った学ばせ方を実現する環境が整わないということです。
導入フェイズで提示する、
11 人中、5人の方が、「なっとく」のレビューです。
コメント数 (0)
5
1答え探しの教育
2二一世紀型学力
3ロジカル・ライティング
4グローバル化の時代
5クリティカル・シンキング
6メディア・リテラシー
7アクティブ・ラーニング
8二〇二〇年、教育が変わる
12 人中、5人の方が、「なっとく」のレビューです。
コメント数 (0)
5
個人的な見方ではありますが、良いテスト問題というのは、問題を解いた経験そのものが受験生の学びになる(=新しい価値に触れ、内面に変化が生じる)ような問題だと考えています。
少なくとも、前職で模擬試験(英語)の出題を担当していた時は、そんな思いで題材選びに当たっていました。
解いたことで文章の読み方が体得できるような問題もあれば、文字を通して触れた(=対話した)作者の思想や思いに啓発される問題もあるはずです。
今回のモデルで示された問題には、前者はともかく、後者の要素はなさそうです。モデル通りの問題しか登場しなくなることには言葉にしきれない危惧というか、不安のようなものを感じるのも事実です。
対話的な学びの重要性はますます強調されていますが、書物を通した先人との対話はこれまで以上に大切にすべきではないでしょうか。
11 人中、5人の方が、「なっとく」のレビューです。
コメント数 (0)
4
例えば、公民であれば、ある政策の是非について、賛成派・反対派それぞれが起こした文章や、両者が議論している場のやり取りを題材に、今回のモデルと同様の問題を起こすことは十分に可能でしょう。
地域の気候データや地勢的条件をパラメータとして仮想の都市を設定し、当該エリアでの産業振興の方向性を議論させることもできるでしょうし、ある時代の史料を比較しつつ、事件が起きた背景や採り得た別の選択肢(行動)は何かを論じるような問題も作れるかもしれません。
英語でも、同じテーマを異なる視点から描いた文章を読ませて、意見を書かせたり、両者が納得しえる解決策を選ばせたりする問題は作れますし、実際、そうした問題を定期考査で課しておられる学校もあります。
どの教科・科目においても、問題文(テクスト)に与えられた情報の範囲で、思考と判断を重ね、題意が求める形に表現をまとめるということに重きが置かれるような気がします。
今後の指導計画を考え、考査問題などの評価方法を整備していくには、これらを想定しておく必要があるのではないでしょうか。
9 人中、3人の方が、「なっとく」のレビューです。
コメント数 (0)
5
相異なる立場から書かれた/発言された複数のテクストを読み、情報を統合・整理する中で、相違点(議論の対立点)を明らかにすることは、新テストの国語だけで求められることではありません。
グローバル社会であろうと、イノベーションを起こすべき研究室でも、地域のコミュニティを支える活動でも、「協働で課題解決に取り組む場での言語活動」 は欠かせないものであると考えると、モデルで示された「共通テストで測ろうとしている学力(能力・資質)」 も腑に落ちます。
協働で課題解決に当たる場では、互いの言い分を正しく理解し、共有できる価値を確認するとともに、議論の対立点(=論点)を整理し、双方の満足が最大化する「落としどころ」 を探していくことになります。
第2問が設定したのは、契約書を典拠に不動産会社との争点を解消しようとする場面です。
こうした場面も経済活動や社会生活を営む上で不可避であると考えれば、この題材も、「実際的な言語能力を試す」 という趣旨に照らし一定の合理性を備えていると評価できるかもしれません。
今回提示された国語のモデル問題は、今後の学校教育が目指す国語力の方向を示すものだと思いますが、その意図するところを理解しようとするなら、
協働で課題解決に当たる場面での言語活動
その言語活動を成立させるための思考力・判断力・表現力
という2つのキーフレーズを念頭に置く必要があるのではないでしょうか。
モデル問題は、国語のものではありますが、上記2つのキーフレーズで考えてみると、同じフレームを使いながら、題材を変えるだけで別教科の問題に仕立て直すのは十分に可能だと思います。
口コミ掲示板の便利な機能を利用するには会員登録が必要です。
>> [無料] 会員登録
>> ログインする