44 人中、17人の方が、「なっとく」のレビューです。
4:コスト感
最初の説明では、講習会の費用も、推薦AO対策のオプション講座も入会費用に含まれているような説明だったのだが、実際には別料金だった。こちらでしっかり確認すべきだったが別途費用がかかる旨の説明がきちんとなかったのはどうかと思う。
4:講師
東工大のチューターは正確に難がある人が多い。やはり理系はコミュニケーション能力に問題があるのか、娘の相談にまともに取り合わなかったり、やる気がなさそうに見えるチューターが多いとのことだった。ただ、同じ理系でも早慶のチューターは丁寧でやさしいし、医学部のチューターもいい人が多いとのことだった。
4:授業
予備校全般に言えることだが、授業の網羅性は低い。重要なポイントのみを抑えることはできるが、それ以外は自習室での自習で対応することになる。進めるべき学習内容については、担任が参考書を用いたカリキュラムを作成してくれる。ただ、最初の説明会では参考書はすべてこちらで用意すると聞いていたが、実際には年間10冊程度は購入する必要が出てくる。
4:スタッフ対応
個別が使える自習室と、そこにいるチューターを使いこなせるかどうかで結果が決まる予備校だと思う。チューターは使えるチューターもそこそこいるが、能力的に疑問符がつくチューターもいるので、チューターを使い分ける必要が出てくる。いずれにしても、自立自走型で学習ができる学生でないと学力は伸びない環境。
4:教材
最初の説明会では、授業への出席履歴や自習室の履歴がシステム管理されており、担任が生徒の状況を逐一把握していると話していたが、そんなことはない。システムで管理しているわけではなく、週に全く利用がない週だけ自宅に連絡が来るくらいである。つまり、自分で学習管理をできない生徒は向いてない予備校だといってよい。
立地的なものなのか、たまに酔っ払いが周囲をうろついていることがあるようだ。また、書店までかなり遠いため、参考書をすぐに買いにいくことができない。
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4:総合評価
高校の昨年の卒業生の合格が前年に比べてかなり悪くなったのだが、大学の定員厳格化や外部検定入試、好景気による文系学部への流入などが重なり、全国的に私大文系は大幅に難易度があがっていると高校で説明があり、高2のはじめで予備校に入ったタイミングは悪くないと思う。ただ、来年も私大難関校は難化が続き、再来年は入試制度変更の前年であることからさらに難化が続くらしい。かつての受験戦争時並みの競争激化が予想される中では、この予備校は自立自走型で学習できる生徒しか向いていないが、4技能の英語資格対策や思考力問題の増加も含めて、今後の入試傾向の変化に対応してくれているのは評価できると思う。